+から始まる電話に出てしまったら?国際電話詐欺の見分け方と対処法
🛡️ この記事について:「情報処理安全確保支援士」(IPA認定 国家資格)保有者が執筆・一次情報を確認しています。参照先は警察庁・IPA・消費者庁など公的情報を優先。 → 編集方針・運営者情報
⚡ 今すぐできること(困っている方はまずここを)
- お金や個人情報をこれ以上渡さない
- かかってきた電話はいったん切る(折り返さない)
- 家族または公的窓口にすぐ相談する

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「+44」とか見慣れない番号から電話が来て、つい出ちゃった…これって大丈夫?

出ただけなら落ち着いて大丈夫。個人情報・認証コード・お金を渡していなければ、切ればOK。心当たりのない「+」始まりは、国際電話番号を使った詐欺の可能性があるから、出ない・折り返さないが基本だよ。
⏱️ 30秒でわかる|まずこれだけ
「+」から始まる知らない電話は、出ない・折り返さないのが基本。出てしまっても、個人情報・認証コード・暗証番号・お金を渡していなければ、落ち着いて電話を切ればOK。確認は着信に折り返さず、契約している携帯・通信会社・銀行・カード会社などの公式アプリや公式サイトから行います。
「+1」や「+44」など、見慣れない番号から電話が来た。出てみたら自動音声で「電話が止まります」「未納料金があります」。あるいは一度鳴って切れる“ワン切り”で、不安になって折り返しそうになった——。心当たりのない「+」から始まる電話は、国際電話番号を使った詐欺の可能性があります。
警察庁によると、特殊詐欺で国際電話番号が使われるケースが急増しており、令和7年に特殊詐欺へ利用された電話番号の約75.5%が国際電話番号だったとされています。この記事では、+から始まる電話に出てしまった時にまず確認すること、折り返してはいけない理由、個人情報を話してしまった場合の対処、そして固定電話・ひかり電話で国際電話を無料で止める方法までまとめます。
この記事の結論
- +から始まる知らない番号には、基本的に出ない・折り返さない
- 出てしまっても、情報を渡していなければ落ち着いて切ればよい(再着信に備え着信拒否も)
- 自動音声で「電話停止」「未納料金」「1番を押して」が出たら切る
- 警察・総務省・電話会社・銀行を名乗っても、その場で信用しない。認証コード・暗証番号・口座情報は絶対に伝えない
- 確認は着信に折り返さず、公式アプリ・公式サイト・請求書記載の番号から
- 海外通話が不要なら固定電話は無料で国際電話を休止できる。緊急は110、相談は#9110
先に意味を押さえておくと読みやすい言葉です。
- 国際電話番号: 「+」「+1」「+44」などで始まる、海外を経由する番号。特殊詐欺の発信に悪用されることが多い。
- ワン切り: 一度だけ鳴らして切る着信。折り返させて高額通話料や詐欺につなぐ狙いがある。
- 国際電話不取扱受付センター: 固定電話・ひかり電話の国際電話発着信を無料で休止できる窓口(0120-210-364)。
- 着信拒否: 特定の番号からの着信を拒否する、スマホや電話の機能。
- #9110 / 110: 警察相談専用電話 / 緊急通報。
📵 まず結論|+から始まる知らない電話には折り返さない
「+」から始まる番号は、国際電話番号です。「+1」「+44」「+800」などと表示されることがあります。なお「+81」は日本の国番号ですが、見慣れない表示や心当たりのない着信なら、同じく慎重に扱いましょう。
もちろん、すべての国際電話が詐欺ではありません。海外に家族や知人がいる、海外サービスを使っている、仕事で海外と連絡している場合は、本物の連絡のこともあります。ただ、心当たりがないなら、出たり折り返したりする必要はありません。
とくに、次のような内容なら、すぐ切ってください。
- 電話が止まります/未納料金があります
- 1番を押してください
- 警察につなぎます
- あなたの携帯(口座)が犯罪に使われています
- 認証コードを教えてください
- 口座を確認します/お金を振り込んでください
📞 +から始まる電話に出てしまったら?
出てしまっただけなら、まず慌てすぎなくて大丈夫です。大事なのは「そのあと何をしたか」。次の5つを確認しましょう。
- 名前・住所・生年月日を話したか
- 暗証番号・認証コードを伝えたか
- 口座番号・カード番号を伝えたか
- お金を払ったか
- アプリのインストールや画面共有をしたか
何も話していない・番号を押していない・お金も払っていないなら、電話を切り、次から出ない・折り返さないで大丈夫です。ただし、一度反応した番号として再び電話が来ることがあるので、必要なら着信拒否や迷惑電話対策を使いましょう。
🎭 よくある国際電話詐欺の流れ
典型的な流れはこうです。
- +から始まる番号で着信する(ワン切りのこともある)
- 自動音声で「電話が止まる」「未納料金がある」と言う
- 「詳しくは1番を押して」と操作させる
- オペレーター役の人物につながる
- 総務省・電話会社・警察・銀行などを名乗る
- 個人情報や認証コードを聞き出す、または送金・口座確認へ誘導する
ここで特に危ないのが「警察につなぎます」という流れです。その後「あなたの口座が犯罪に使われている」「逮捕状が出ている」などと言われたら、ニセ警察詐欺に発展するおそれがあります(→ 自動音声「1番を押して」の詐欺 / ニセ警察詐欺の対処法)。

+始まりは“入口の入口”。ここで出なければ、その先の詐欺ごと防げるよ。
🆘 ケース別|やってしまった時の対処法
出ただけ
基本的に慌てすぎなくて大丈夫です。すぐ電話を切って、折り返さないようにします。
1番を押した
1番を押しただけで、通常ただちに個人情報が抜かれるわけではありません。ただし、オペレーターにつながった後に何か話した場合は注意が必要です。次の項目を確認してください。
名前・住所・生年月日を話した
それだけで直ちにお金を取られるとは限りませんが、今後さらに本物っぽい電話・SMS・郵便が来る可能性があります。着信番号・日時・話した内容をメモし、家族に共有を。不安なら消費者ホットライン「188」や#9110へ相談しましょう。
認証コード・暗証番号を伝えた
危険度が高いです。すぐに対象の銀行・カード・携帯会社・決済サービスへ連絡し、利用停止やパスワード変更、ログイン/送金/登録変更の履歴を確認します(→ 認証コードを入力してしまったら? / ネット銀行・証券口座が乗っ取られる手口とは?)。
お金を払った
時間が勝負です。まず振込元の銀行・カード会社・決済サービスに連絡(最優先)し、口座の凍結や組み戻しができないか相談を。そのうえで、警察に相談 → 振込明細・通話履歴・相手の番号・やり取りを保存 → 追加の請求には応じない、の順で動きます。
🛑 国際電話を止める・ブロックする方法
海外との通話を使っていないなら、国際電話そのものを止めてしまうのが、いちばん確実な対策です。
固定電話・ひかり電話|「国際電話不取扱受付センター」で無料休止
固定電話・ひかり電話では、国際電話の発着信を無料で休止できる窓口が用意されています。窓口は「国際電話不取扱受付センター(0120-210-364)」で、申し込みは電話・Web・郵送で行えます。手続きが不安な場合は、最寄りの警察署などで相談・申込支援を受けられる場合があります。海外との通話予定がなければ、止めておくと安心です。
スマホ|キャリアのブロック・着信拒否・防犯アプリ
スマホでは、キャリアの迷惑電話ブロックや着信拒否、自治体・警察の防犯アプリ(例:警視庁「デジポリス」)で、国際電話番号や不審な番号をブロックできる場合があります。知らない番号は留守番電話で受ける運用も有効です。
👪 家族で決めておきたいルール
- +から始まる知らない電話には出ない
- 出てもすぐ切る・折り返さない
- 自動音声で番号を押さない
- お金・口座・暗証番号・認証コードの話が出たら、家族に相談する
- 「警察・総務省・電話会社につなぐ」と言われても、いったん電話を切る
- 不安なときは、公式アプリ・公式サイトから確認する
📱 親・家族のスマホでできる対策
「親のスマホを詐欺から守る設定5選」とあわせて、次を確認しておきましょう。
- 知らない番号にはすぐ出ない・留守番電話を活用する
- 着信拒否を使う
- 迷惑電話対策アプリやキャリアのブロック機能を使う
- 国際電話が不要なら発着信制限を検討する(固定電話は前述の無料休止)
- 家族の連絡先をホーム画面に置く
- 「認証コードは誰にも教えない」とメモを貼る
❓ よくある質問
+から始まる電話は全部詐欺ですか?
全部が詐欺ではありません。海外からの正規連絡もあります。ただし、心当たりがない場合は、出ない・折り返さないのが安全です。
出ただけで個人情報は漏れますか?
通常、出ただけですぐに名前や住所が抜かれるわけではありません。危険なのは、その後に個人情報・認証コード・口座情報・お金を渡すことです。
折り返したらどうなりますか?
高額な国際通話料が発生したり、詐欺の相手につながったりする可能性があります。心当たりのない番号には折り返さないでください。
本当に未納料金があるか不安です
相手の案内番号ではなく、契約している会社の公式アプリ・公式サイト・請求書に記載の番号から確認してください。
💡 まとめ:心当たりのない「+」は、出ない・折り返さない
+から始まる知らない電話は、国際電話番号を使った詐欺の入口になっていることがあります。出てしまっただけなら慌てすぎなくて大丈夫。大事なのは、折り返さない・番号を押さない・個人情報や認証コードを渡さないことです。
「電話が止まる」「未納料金」「1番を押して」「警察につなぐ」「認証コードを教えて」——こうした言葉が出たら、電話を切る。海外通話を使わないなら、固定電話は国際電話不取扱受付センター(無料)で止めておくと、さらに安心です。
- +から始まる知らない電話は、出ない・折り返さない
- 出ても、情報・お金を渡していなければ切ればよい(再着信に備え着信拒否も)
- 「電話停止/未納料金/1番を押して/警察につなぐ」は、切る合図
- お金を払った場合は、まず金融機関に連絡(最優先)。相談は188・#9110、緊急は110
- 海外通話が不要なら、固定電話は無料で国際電話を休止(0120-210-364)
📋 家族にそのまま送れる短いメッセージ
「+」から始まる知らない電話には出ないでね。出てしまっても、折り返さないで大丈夫。「電話が止まる」「未納料金」「1番を押して」「警察につなぐ」と言われたら、すぐ切って。認証コード・暗証番号・口座情報は絶対に教えないで、心配なら家族に連絡してね。
⚠️ 注意: 詐欺の手口や相談窓口、サービス内容は変わります。最新情報は警察庁(SOS47)・国民生活センター・契約中の通信会社の公式発表をご確認ください。事件・事故など緊急時は110番です。
💬 この記事が役に立ったら、ぜひ家族や高齢のご家族にもシェアしてください。「+から始まる電話は出ない・折り返さない」を共有しておくだけで、被害はぐっと減らせます。
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