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著名人なりすまし広告の見分け方|投資詐欺に使われる顔写真・動画の手口と通報方法

著名人なりすまし投資広告に警戒するアンペンとかも次郎
安全に生きたい編集部

🛡️ この記事について:「情報処理安全確保支援士」(IPA認定 国家資格)保有者が執筆・一次情報を確認しています。参照先は警察庁・金融庁・消費者庁など公的情報を優先。 → 編集方針・運営者情報

⚡ 今すぐできること

  1. その広告をクリックしない・リンク先に個人情報を入力しない
  2. すでに入力してしまった場合→カード会社・銀行にすぐ連絡
  3. 広告をプラットフォームに通報する

📞 188(消費者ホットライン) / #9110(警察相談窓口)

SNSや動画で著名人が「この投資で月100万稼いだ」って言ってる広告を見たんだけど…本物かな?クリックしてみてもいい?

この記事はSNS型投資詐欺シリーズの一記事です。全体像はSNS型投資詐欺の完全ガイドもあわせてご覧ください。

⚠️ 30秒まとめ:著名人なりすまし広告は「本人無関係」が原則

著名人・有名投資家・実業家の顔写真や映像を使った投資広告の多くは、本人が一切関与していないなりすまし広告です。
クリックするだけでフィッシングサイトへ誘導され、個人情報・お金を失うリスクがあります。
「著名人が勧めている=信頼できる」は詐欺師が意図的に作った誤解です。

著名人なりすまし広告は、有名人の顔写真・映像・名前を無断で使用して「この人も儲かっている」と信じ込ませる詐欺広告です。Meta(Facebook・Instagram)・YouTube・X(Twitter)などで大量出稿されており、プラットフォーム側の審査をすり抜けるケースが報告されています。本人がSNS広告で個別に投資先を紹介することはありません——有名人ほどその名前が詐欺に使われやすいと覚えておいてください。

なぜ著名人の顔写真・映像が詐欺広告に使われるのか

著名人の顔を使う理由は単純です。「知っている人が勧めている」という心理的安心感を利用して、警戒心を下げるためです。詐欺師にとって著名人の顔は、信頼性を偽装する最も安価な道具の一つです。

  • 著名人の顔写真はネット上に大量に存在し、無断使用が容易
  • ディープフェイク技術で本人が話しているように見える動画を作成できる
  • 「〇〇さんも使っている」という証拠を捏造しやすい(切り取った発言・合成写真)
  • プラットフォームの広告審査を通過しやすい形式で出稿できる

著名人なりすまし広告の典型的な流れ

Step 1

SNS・動画に著名人の顔を使った広告が表示される(「月100万」「資産10倍」など)

Step 2

クリックすると公式に見せかけたLPや「無料セミナー」登録ページへ

Step 3

LINEや専用アプリへの登録を求められる

Step 4

少額から試させて「利益が出た」と見せかけ、大口入金を促す

Step 5

出金しようとすると「税金」「手数料」を要求→最終的に業者が消える

本物の広告となりすまし広告を見分ける5つのポイント

チェック項目詐欺広告のサイン
広告主アカウント作成直後・フォロワー極少・過去投稿がない
著名人の公式発言本人のSNS公式アカウントに同内容の投稿がない
動画の自然さ唇の動きと音声がずれる・表情が不自然(ディープフェイクの特徴)
リンク先URL公式ドメインと異なる・HTTPSではない・文字が似ている偽ドメイン
問い合わせ先連絡先が個人LINEや非公開のみ・会社の実在確認ができない

クリックしてしまった・情報を入力してしまった場合の対処

クリックしただけで即座に被害は起きませんが、リンク先でフィッシングが始まります。

  • 【クリックのみ】特に急を要する対処は不要。ただしそのサイトに個人情報は入力しない
  • 【名前・メールを入力】スパムや別の詐欺勧誘が来ることがある。迷惑メール設定を強化
  • 【電話番号を入力】電話やSMSで執拗な勧誘が来る可能性。着信拒否と相談窓口へ
  • 【クレカ情報を入力】カード会社に即時連絡して不正利用を止める。詳細はクレカ情報を入力してしまった場合の対処
  • 【お金を送金した】振込元銀行に即時連絡(組戻し申請)。警察(#9110)と188にも相談

なりすまし広告を通報する方法

通報は被害拡大を防ぐために重要です。プラットフォームごとに以下の方法で報告できます。

プラットフォーム通報方法
Meta(Facebook/Instagram)広告右上の「…」→「広告を報告」→「詐欺・虚偽情報」
YouTube広告の「ⓘ」ボタン→「この広告を報告」
X(Twitter)広告投稿の「…」→「広告を報告する」→「不適切な広告」
LINEトークルーム内「…」→「通報」→「詐欺・フィッシング」
消費者庁・警察消費者庁のネット接続ページ、または#9110(警察相談窓口)

被害を受けている著名人・企業の声明

なりすまし広告に使われた著名人自身も被害者です。多くの著名人・企業が公式アカウントで「自分の名前を使った投資広告は一切出していない」と表明しています。著名人が自分の名前での投資勧誘を明示的に否定している場合、その広告は100%詐欺と判断してよいでしょう。

💡 確認方法

その著名人の公式SNSアカウント(認証マーク付き)をプロフィールから直接確認し、投資関連の投稿があるかを見る。広告ではなく「公式アカウントのタイムライン」を確認するのがポイントです。

よくある質問

Q. 広告をクリックしたらウイルスに感染しますか?

クリックしただけでウイルス感染するケースはまれですが、フィッシングサイトに誘導され、個人情報を入力させる手口が主流です。不審なページで何も入力せずにブラウザを閉じれば、通常は問題ありません。

Q. 有名芸能人が実際に投資を勧めることはないのですか?

著名人が自らの投資経験を話すことはありますが、SNS広告で特定の投資会社や口座を「直接個人に」勧誘することはまずありません。公式の告知は本人の認証済みアカウントで行われ、個別のDMや別サービスへの誘導はしません。

Q. 友人から「これで儲かった」と広告のURLを送られました。

友人のアカウントが乗っ取られている可能性があります。SNSアカウントの乗っ取りは詐欺グループが利用する常套手段です。友人に別の連絡手段(電話など)で本人確認をしてください。詳しくはLINE乗っ取りの対処法も参考にしてください。


⚠️ 法律・倫理について

  • 詐欺手口の解説はあくまで「被害を防ぐ・被害に遭った際に対処する」目的で提供しています
  • 詐欺広告の作成・実行・拡散は詐欺罪・不正競争防止法等の対象となり違法です
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