フィッシングサイトやマルウェアを防ぐ！ブラウザの警告機能をフル活用

怪しいサイトが増えてるって聞いたよ～。ダウンロードしたファイルも危ないって～。どうしよー

不審なサイトや不審なファイルのダウンロードはブラウザの機能で防止することができるよ。

インターネットを使っていると、知らないうちに不正なサイトやマルウェアが仕込まれたダウンロードリンクにアクセスしてしまうことがあります。こういったリンクを踏んでしまうと、個人情報が漏れたり、パソコンやスマホがウイルスに感染したりする危険性があります。

しかし、Google ChromeやMicrosoft Edge、Firefoxなど、主要なブラウザには、これらの危険から守るための警告機能がしっかり備わっています。

この記事では、それぞれのブラウザで不審なサイトやダウンロードの警告を有効にする方法を、分かりやすく説明していきます。ブラウザの設定をちょっといじるだけで、インターネットをもっと安全に楽しむための準備ができますよ！

なぜ不審なサイトやダウンロードの警告が重要なのか？

インターネットを利用していると、見た目は普通のウェブサイトに見えるのに、実はユーザーを騙して個人情報を盗もうとするフィッシングサイトや、知らないうちに危険なソフトウェアをダウンロードさせるマルウェアに遭遇することがあります。こうしたサイトは、メールやSNS、さらには広告リンクを通じて仕掛けられることが多く、アクセスしただけでトラブルに巻き込まれる可能性があります。

僕のところにもよく来るよ～。リンクも貼ってあるね。

例えば、フィッシングサイトは、銀行やオンラインショッピングサイトを装ってログイン情報を入力させ、ユーザーのパスワードやクレジットカード情報を盗み取ることが目的です。

知らないうちに自分の大事な情報が悪用されるなんて、想像するだけでも恐ろしいですよね。

さらに、マルウェアを含むダウンロードリンクは、たった一回のクリックでデバイスがウイルスに感染し、データが消えたり、パソコンやスマホが使えなくなったりするリスクもあります。マルウェアは、知らないうちに動作してバックグラウンドで個人情報を収集したり、他のデバイスに感染を広げたりするので、とても危険です。

ここで大切になるのが、ブラウザの警告機能です。

つまり、不審なサイトやダウンロードの警告機能は、インターネット上の見えない危険からあなたを守るための最前線のセキュリティというわけです。

警告機能の有効化方法

Google Chrome

警告機能の有効化

Chromeを開き、右上の「メニュー」ボタン（三点メニュー）をクリック

「設定」をクリック

設定画面の左側にある「プライバシーとセキュリティ」をクリック

プライバシーとセキュリティの中にある「セキュリティ」をクリック

セーフブラウジングセクション内の「保護強化機能」を選択

Microsoft Edge

警告機能の有効化

Edgeを開き、右上の「メニュー」ボタン（三点メニュー）をクリック

「設定」をクリック

設定画面の左側にある「プライバシー、検索、サービス」をクリック

セキュリティ内にある「Microsoft Defender SmartScreen」にチェック

Firefox

警告機能の有効化

Firefoxを開き、右上の「メニュー」ボタン（三本線）をクリック

「設定」をクリック

左側の「プライバシーとセキュリティ」を選択

セキュリティ項目内の「危険な詐欺コンテンツをブロックする」「危険なファイルのダウンロードをブロックする」「不要な危険ソフトウェアを警告する」にチェック

まとめ

以上、ブラウザを不審なサイトや危険なダウンロードから守る方法を見てきました。

不審なサイトや危険なダウンロードから身を守るためには、ブラウザの警告機能をしっかり有効にしておくことがとても大切です。

普段何気なく利用しているインターネットには、見た目ではわからないフィッシングサイトやマルウェアなんかの危険があるんだね。

だからこそ、ブラウザの設定を確認して、万全なセキュリティ対策を行う事が重要なんですね。

今回紹介したGoogle Chrome、Microsoft Edge、Firefoxの警告機能を活用することで、怪しいサイトやダウンロードに対して事前に警告を受けることができ、被害を未然に防ぐことができます。

設定も簡単なので、ぜひこの機会に自分のブラウザのセキュリティ設定を見直して、安心してインターネットを楽しめる環境を整えてくださいね。