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サイバー

「Windows Defenderで十分?」有料セキュリティソフトが必要な理由と選び方

ric.rip.ccc@gmail.com

有料のセキュリティソフトはいらないっていうんだけどホント!?「Windows Defender」だけで十分っていわれちゃったよ~

最近そんなこと良く聞きますね。本当に有料のセキュリティソフトはもう必要ないのかな?

確かに最近のWindowsに標準搭載されているWindows Defenderは大変優秀です。基本的なセキュリティ機能は、有料ソフトに匹敵すると言っても過言ではないと言えます。

では、「有料のセキュリティソフトは不要だ」と主張するのは正しいのでしょうか?私はそれが一概に正しいとは言えないと考えています。

その理由は、次の例のように考えてみるとわかりやすいかもしれません。これは、あなたのパソコンを家に例えたイメージです

家で例えるセキュリティソフトの役割

昔の家(パソコン)は、とても脆弱でした。玄関に鍵がなく、窓は割れたままで、泥棒(ウィルス)が入りたい放題の状態だったでしょう。そこで、家を守るためにしっかりとしたセキュリティが必要だったのです。

しかし、最近になり、かつての脆弱なセキュリティは、大幅に改善されました。この新しい家(パソコン)には、玄関にしっかりとした鍵が付き、窓も強化され、普通に生活していれば十分な安全が保たれるようになったのです。

これにより、「セキュリティはいらないのでは?」という意見が生まれてきたのです。

ですが、もしあなたの家に貴重な資産があったり、特別に守りたいものがあるとしたらどうでしょうか?

その場合、防犯カメラを設置したり、センサーや警備員を雇ったりすることを考えるでしょう。それが、有料セキュリティソフトの役割です。これらはあなたの家をより強く守り、危険が近づいてくることを教えてくれます。

どうでしょうか?セキュリティソフトの役割を、家の防犯に例えるとなんとなくわかりやすくないですか。

パソコンを家に見立てているんだね。昔のパソコンは弱かったから有料のセキュリティソフトは必要だったんだね。

そう。でも「Windows Defender」が優秀になってきて状況は一変したんだよ。

その後、時代と共に状況は変化し、パソコンのセキュリティは改善します。この大きな改善に貢献したのは間違いなく「Windows Defender」です。Windows Defenderが優秀になってきたのはWindows10になってしばらくしてからと言われてますね。そのため、最近では「セキュリティソフトはいらない」と言われる訳ですね。Windows Defenderは、基本的な保護機能を強化し、一般的な脅威から十分に守ってくれる優れたソフトです。

しかし、だからと言って、家に防犯カメラを設置したり、センサーや警備員を雇うことが無意味なのでしょうか?それはあなたが何を守るか、また、近づいてくる危険にあなたが気が付けるかによって変わるのです。貴重な資産や特別に守るべきものがあったり、そもそも危険に気が付けない場合は、追加の対策は非常に有効だと思います。

それが、最近のパソコンにおける有料セキュリティソフトの役割とも言えます。

このブログでは、有料のセキュリティソフトが本当に必要かどうかを、あなたのPC使用状況に応じて考えていきます。パソコンに精通している方にとっては、Windows Defenderで十分かもしれません。しかし、そうでない方には、有料のセキュリティソフトがいかに重要であるかを解説していきます。

※このブログでは基本的にWindowsのセキュリティソフトを想定しています。

有料のセキュリティソフトがいらないと言われる理由

有料のセキュリティソフトがいらないと言われる理由は2点。「Windows Defenderの進化」と「いらないと言っている人がパソコンに精通している」ことです。

Windows Defenderの進化

現在のWindows Defenderは大変優秀です。

ウイルスをスキャンするだけではなく、リアルタイム保護やクラウドベースの脅威検出機能を搭載するなど、総合的なセキュリティ対策として大きく進化しています。この進化は、日常的なインターネット利用における多くの危険を防いでくれます。

いらないと言っている人がパソコンに精通している

おそらく私も普通に使っているだけであればセキュリティソフトはいらないと思うかもしれません。

私自身精通とまではいきませんが、自分で安全なサイトやアプリを判断できる、あるいは危険なサイトに近づかないなど一定の防犯ができると思っているからです。そのため、追加のセキュリティソフトは不要だと思ってしまいます。

このようにセキュリティリスクを十分に理解し、日常的にリスクを回避する行動をとることができる場合、Windows Defenderだけで十分な保護を受けることができると考えています。

そういう人がこぞって「有料のセキュリティソフトなんか不要だ」っていうわけですね。

普通に使っているだけならWindows Defenderだけでもよさそうに感じるね。でもそもそもセキュリティソフトって何をしているの?

セキュリティソフトが必要な理由

そもそもWindows Defenderを含めたセキュリティソフトが必要な理由はわかりますか?まずはセキュリティソフトの役割を確認しておきましょう。

セキュリティソフトの役割

セキュリティソフトは、コンピュータやモバイルデバイスをインターネット上のさまざまな脅威から守ってくれています。具体的には、以下のような機能が多いですね。

セキュリティソフトの機能
  • ウイルス・マルウェアの検出と削除: セキュリティソフトは、ウイルスやマルウェアといった悪意のあるプログラムを自動で検出し、即座に削除します。これにより、デバイスを保護し、安全な動作を維持します。
  • フィッシング詐欺の防止: フィッシング詐欺は、正規の企業やサービスを装って個人情報を盗む手口です。セキュリティソフトは、これらの詐欺サイトを事前にブロックし、ユーザーが誤って情報を入力しないようにします。
  • ランサムウェアの防御: ランサムウェアは、ファイルを暗号化し、解放するために金銭を要求する攻撃です。セキュリティソフトは、ランサムウェアの挙動を検知し、被害を防ぐために即時に対策を講じます。
  • プライバシー保護: ユーザーのオンライン活動を監視し、不正なアクセスやトラッキングをブロックすることで、個人情報の漏洩やプライバシー侵害を防ぎます。
  • ファイアウォールの提供: 外部からの不正アクセスをブロックし、ネットワーク内のデバイスを守るための防御機能を提供します。これにより、ネットワーク全体のセキュリティが強化されます。

色々な機能があるんだね。これがパソコンを守ってくれるんだ。

もしセキュリティソフトが無かったらどうなるんだろう。

セキュリティソフトがない場合のリスク

セキュリティソフトが無い場合、パソコンは次のようなリスクを負います。

セキュリティソフトがない場合の危険性
  • ウイルス感染: ウイルスに感染すると、システムが破損したり、重要なデータが削除される可能性があります。最悪の場合、パソコン等が使用不可能になることもあります。
  • 個人情報の漏洩: フィッシング攻撃やスパイウェアにより、クレジットカード情報やパスワードなどの個人情報が盗まれ、経済的な損害やプライバシーの侵害が発生します。
  • ランサムウェア攻撃: ランサムウェアに感染すると、ファイルが暗号化され、アクセス不能に。復元には身代金が要求され、場合によってはファイルを失うことになります。
  • デバイスのパフォーマンス低下: マルウェアの悪意ある活動により、システムが著しく遅くなり、正常に動作しなくなることがあります。
  • ネットワーク全体への影響: 1台のデバイスが感染すると、ネットワーク内の他のデバイスにも感染が広がり、家庭や企業全体に深刻な影響を与える可能性があります。

どんな人が有料セキュリティソフトを使うべきか?

では、有料のセキュリティソフトが必要な人と不要な人についてみてみましょう。自分がどっちにいるか考えながら見てください。

有料のセキュリティソフトが必要な人

技術に詳しくない人

パソコンやインターネットの使い方に慣れていない方は、セキュリティのリスクを自分で管理するのが難しいことがあります。

フィッシング詐欺やマルウェアの危険性を理解するのは簡単ではなく、うっかり危険なリンクをクリックしてしまうことも。こんなとき、有料のセキュリティソフトは、自動で脅威を検知してユーザーを守ってくれる頼もしい存在です。

冒頭の家の例で例えると・・・

家の例で例えるとどのような人でしょうか?これは、家に訪れる悪徳セールスマンや宗教勧誘を見抜けるか?というイメージで考えるとわかりやすいと思います。

有料のセキュリティソフトはこの辺りまでも強く反応してくれるので、自分で見抜けなくとも近づいてくる危険を教えてくれます。

あわわ~。ぼくもここに当てはまるかも~。何が危険かわからないから、絶対に見抜けるって言えないよ~

オンラインバンキングやネットショッピングを頻繁に行う人

金融取引や個人情報を扱うオンラインサービスを利用する方は、セキュリティリスクが高まります。

例えば、フィッシングサイトに引っかかって情報が漏れたり、ウイルスに感染して金銭的な被害を受けることがあります。こうしたリスクを防ぐためには、しっかりとしたセキュリティ対策が欠かせません。有料のセキュリティソフトは、こうしたオンライン活動に特化した保護機能を持っていて、安全に取引を行えるようにサポートしてくれます。

オンラインバンキングやネットサイトを語ったフィッシングメールが最近のトレンドです。絶対にメールからリンクを踏まないようにしなければいけません

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重要なデータをPCに保管している人

個人情報や仕事のデータなど、大切な情報をPCに保管している場合、ランサムウェアやデータ漏洩のリスクに特に気をつける必要があります。万が一、データが失われると大きな問題になりますよね。

有料のセキュリティソフトは、こうしたデータをしっかり守るために、多層的な保護機能を提供しています。データの暗号化や自動バックアップ機能も備わっているので、万が一の事態にも備えることができます。

自宅で仕事をしている人は考えないといけない部分ですね。パソコンを仕事とプライベートでわけるのも一つの対策ですよ。

セキュリティソフトが不要な人

PCのセキュリティについて詳しい知識を持っている人

セキュリティに関する深い知識を持ち、自らリスクを管理できる方は、追加のセキュリティソフトが不要かもしれません。

Windows Defenderの基本的な保護機能を活用し、自分で危険なサイトやファイルを避けることができれば、十分なセキュリティが確保できます。

自分でリスクを判断できるならば有料のセキュリティソフトまでは必要ないかもしれませんね。自分のスキルをよく確認しましょう。

危険なサイトやリンクを避ける自信がある人

インターネット利用において、安全な行動を徹底できる方は、セキュリティソフトに依存する必要が少なくなります。信頼できるウェブサイトのみを利用し、不審なメールやリンクを慎重に避けることで、リスクを大幅に軽減できます

ぼくの周りにもこういうことに強い人いるよ。そういう人は自分で見分けているんだね。

必要最小限のオンライン活動しか行わない人

インターネットをあまり利用しない方や、オンラインでの活動が限定的な方は、複雑なセキュリティ対策が不要な場合があります。

例えば、基本的なブラウジングやメールの送受信のみであれば、Windows Defenderでも十分な場合が多いですね。

利用頻度が少なければそれだけパソコンに重要な情報もありませんし、危険に近づく機会も少なくなります。

セキュリティソフトの選び方

ぼくはどんなセキュリティソフトを入れるべきなのかな。いろいろあるからどうすればいいのかわからないよ。

セキュリティソフトを選ぶ際には、いくつかの重要なポイントを考慮することが必要です。チェックすべきポイントを見ていきましょう。

自分のPC使用状況を見直す

まず、日常的にどのようにPCを使用しているかを考えてみましょう。次の質問をみて、自分のセキュリティレベルをチェックしてみましょう。

セキュリティレベルをチェック!
  • オンラインバンキングやネットショッピングを頻繁に利用していますか?
  • 重要なデータや個人情報をPCに保存していますか?
  • 技術に疎く、PCやスマートフォン等について苦手意識がありますか?
  • 複数のデバイス(スマートフォン、タブレットなど)を保護したいですか?

上の質問に「はい」が多い人は有料のセキュリティソフトが必要かもしれません。

セキュリティソフトの主要な機能を比較する

セキュリティソフトには、さまざまな機能があります。自分に必要な機能を考えると、何が必要なのか見えてきます。

セキュリティソフトの主要な機能

ウイルス/マルウェアの検出と削除

  • シグネチャベースの検出: 既知のウイルスやマルウェアを定義ファイルに基づいて検出し、削除します。ほとんどのセキュリティソフトで標準装備されています。
  • リアルタイム保護: ファイルやダウンロードをリアルタイムで監視し、マルウェアの即時検出と隔離を行います。システム全体を包括的に監視し、未知の脅威にも対応します。
  • 行動ベースの検出(ヒューリスティック分析): システム内のプログラムやプロセスの挙動を監視し、未知の脅威を検出。AIや機械学習を活用して、潜在的なリスクを早期に発見します。

フィッシング対策

  • メールスキャン: メールクライアントと連携し、フィッシングメールを自動でスキャンしてブロックします。フィッシング詐欺の被害を未然に防ぐための機能です。
  • ブラウザプロテクション: ブラウザでのフィッシングサイトへのアクセスをブロックします。URLのブラックリストを使用し、リアルタイムでの保護を提供します。

ランサムウェア対策

  • フォルダー保護: 特定のフォルダーを保護し、ランサムウェアからの攻撃を防ぎます。攻撃を受けた際にもデータを守ることができます。
  • データ復旧機能: ランサムウェア攻撃後でも、データを自動バックアップ機能で復元可能にする機能を提供。万が一の際にデータ損失を防ぐための保険的な機能です。

ファイアウォール機能

  • 基本的なファイアウォール設定: ネットワークのトラフィックを監視し、外部からの不正アクセスをブロックします。システムに標準搭載されているファイアウォールに加え、詳細なトラフィック管理が可能です。
  • 侵入防止システム(IPS): ネットワークレベルでの攻撃や不正アクセスを防止し、ネットワーク全体のセキュリティを強化します。

プライバシー保護

  • トラッキング防止: ウェブサイトや広告ネットワークによる追跡をブロックし、オンライン活動を保護します。プライバシーを守るための重要な機能です。
  • VPN機能: インターネット接続を暗号化し、安全かつ匿名でのオンライン活動をサポートします。特に公共Wi-Fiなどを使用する際に役立ちます。
  • パスワードマネージャー: 安全なパスワードの生成・管理を支援し、パスワードの使い回しや漏洩を防ぎます。

いろいろあるんだね。でも有料のセキュリティソフトとWindows Defenderの違いはどこにあるの?

重要なところだね。それらの違いは次のようになりますね。

Windows Defenderと有料セキュリティソフトの違い

Windows Defenderは、基本的なセキュリティ対策を無料で提供し、一般的なユーザーには十分な保護を提供します。ウイルスやマルウェアの検出と削除については、有料のセキュリティソフトと比較しても遜色ありません

一方、有料のセキュリティソフトは、さらに高度な保護機能と追加の利便性を提供します。特に、フィッシング詐欺やランサムウェアに対する検知精度や警告方法において、より強力な防御を実現します。また、プライバシー保護機能としてVPNやパスワード管理機能が統合されているため、オンライン活動の安全性を一層高めることができます。

総じて、基本的な保護を求める場合にはWindows Defenderで十分ですが、より高度なセキュリティ対策やプライバシー保護を重視するユーザーには、有料のセキュリティソフトがより適しているでしょう。

価格とコストパフォーマンス

セキュリティソフトの価格は、ひとつのデバイス用から複数デバイス用までさまざまあります。

また、1年契約と複数年契約では価格が異なるため、自分の予算と必要な保護レベルに応じて最適なプランを選ぶ必要がありますよ。

コスパは重要だよね。セキュリティは欲しいけど、毎年高いのもいやだもんね。

価格が高いからといって必ずしも最良とは限りません。必要な機能が揃っているかどうかを確認しましょう。

独立した評価機関のテスト結果を参考にする

セキュリティソフトには世界的な評価機関があり、毎年世界中のセキュリティソフトをテストし評価しています。

セキュリティソフトを選ぶ場合はこれらを参考にするのも重要ですね。

有名な評価機関
  • AV-Test: ドイツに本拠を置く独立評価機関で、セキュリティソフトのウイルス検出率、パフォーマンス、ユーザビリティをテストし、評価しています。詳細なレポートを定期的に公開しています。
  • AV-Comparatives: オーストリアに本拠を置く非営利の評価機関で、セキュリティソフトの包括的なテストを実施しています。検出率やパフォーマンスだけでなく、実際の使用状況をシミュレートしたテストも行います。
  • SE Labs: イギリスに拠点を持つ評価機関で、セキュリティソフトの効果をリアルワールドの攻撃シナリオでテストしています。精度の高い評価が特徴です。

セキュリティソフトの特徴と評判

Windows Defender
Trend Micro
Norton
Kaspersky
ESET
McAfee
Avast

ここでは、よく聞くセキュリティソフトについてその特徴と評判をそれぞれ見ていきます。自身に何が合うのかを選んだくださいね。

Windows Defender

まずは、無料セキュリティソフトの決定版!?Windows Defender!

ここまでも何度も出てきている「有料のセキュリティソフトがいらない」と言われるほどセキュリティソフト業界を変えたソフトウェアです。

ここまで見てきた通り、基本的に自衛ができるひとはこれがあれば足りるでしょう。

第三者機関による評価

  • 保護☆5.5
  • パフォーマンス☆6
  • 使いやすさ☆6
  • 保護率 99.8%
  • 誤検知スコア3
  • フィッシングサイト保護率 なし
  • 偽サイト保護率 6%以下

AV-test, AV-Comparativesいずれも有料のセキュリティソフトに匹敵する数値をたたき出しています。

一方で全く保護されないわけではないようですが、フィッシング対策はそもそも記録がなく、偽サイト保護率は6%以下と低いので、この辺りが自分で対応できるかがWindows Defenderを使うかどうかの分かれ目になりそうです。

ユーザーの評判

評判まとめ

良い評判

  • 基本的なセキュリティ対策として十分で、追加費用がかからないためコストパフォーマンスが良い。
  • Windowsに標準で搭載されており、別途インストールや設定が不要で手軽に使える。
  • 軽量でシステムに負担をかけにくく、動作がスムーズでPCのパフォーマンスに影響が少ない。
  • シンプルで設定が少なく、初心者にとって使いやすく直感的に操作できる。
  • 定期的な自動更新があり、最新のセキュリティパッチが自動的に適用されるため、手間がかからない。
  • Windowsと深く統合されているため、互換性の問題が少なく、他のアプリケーションとの競合も少ない。
  • 他社製品に比べて軽量で、特に古いPCでも安定して動作する。

悪い評判

  • 高度なセキュリティ対策が求められる環境では、他社製のセキュリティソフトが必要と感じるユーザーがいる。
  • デフォルト設定では、ランサムウェアやゼロデイ攻撃などの高度な脅威に対する防御が不十分と指摘されることがある。
  • サポートが限定的で、詳細な設定やカスタマイズが難しいと感じるユーザーが多い。
  • 他社製品と比べて通知が少なく、重要なセキュリティイベントを見逃す可能性がある。
  • 実行ファイル(exeファイル)の防止に関しては、Windows Defenderだけでは不安を感じ、別のセキュリティソフトを併用するユーザーがいる。
  • フィッシングサイトや偽サイトに対する防御が不十分で、他のセキュリティソフトと比較すると安心感が欠けるとの声もある。
  • Windowsアップデートのたびに設定がリセットされることがあり、再設定が必要になる場合がある。
  • 他のセキュリティソフトに比べて、カスタマイズ性が低く、上級ユーザーには物足りないと感じることがある。

判断に重要な事

Windows Defenderについては、やはり優秀なセキュリティソフトだと思います。さらに、以下の点に注意したいところですね。

  • フィッシング詐欺や偽サイトに対し自衛ができる人向けであること
  • タブレットやスマートフォン等には対応していないこと
  • 誤検知や誤動作が全くない完璧なソフトではないこと
  • サポートなどは比較的弱い

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Trend Micro(トレンドマイクロ)

次に、日本のTrend Microのウィルスバスタークラウドです、

おそらく日本一有名なセキュリティソフトではないかと思います。商品名である「ウィルスバスター」が固有名詞化しているくらいですね。こちらは基本的に有料なソフトウェアですが、日本語サポートが充実している点が良い点ですね。

まずは、日本で一番有名なTrend Microのウィルスバスター。実際の実力や評判を見ていきたいと思います。

第三者機関による評価

  • 保護☆6
  • パフォーマンス☆6
  • 使いやすさ☆6
  • 保護率 99.6%
  • 誤検知スコア 29
  • フィッシングサイト保護率 89%
  • 偽サイト保護率 31-40%

AV-test, AV-Comparativesは高い成績だね。でも、誤検知スコアが少し高い感じがするね。

フィッシングサイト保護にはかなり強そうですね。偽サイトは低く見えますが、この分野は全体として50%以下がほとんどのため、スコア的には悪くありません。

ユーザーの評判

評判まとめ

良い点

  • 各OSに対応しており、シンプルなUIに安心感や信頼性がある。
  • 使用感が軽く、安定している。WiFiスポットでも安全性が高まる「セキュアVPN」機能が便利。
  • 値段相応の価値があり、複数のPCや携帯に問題なくインストールできる。
  • 操作が直感的で使いやすく、押し間違いが少ない。
  • フルスキャンでもCPUの使用率が低く、操作性が良い。
  • サポート対応がまともで、初心者でも使いやすい。
  • 動作が軽くなったと感じる。

悪い点

  • Webブラウザの種類によっては重く感じることがある。
  • サイレントモードにしても、通知が表示されることが煩わしい。
  • メモリの消費が多く、メモリ8GBのPCでは負荷がかかる。
  • 初心者にはインストールや設定がやや難しい。
  • 処理が重くなることがある。
  • サポート対応が遅く、VPNのエラーが発生することがある。
  • 会計ソフトとの相性が悪く、動作が遅くなることがある。
  • 高額な製品であり、特にiPhoneで使用するとWebが重く感じられる。

判断に重要な事

日本を代表とするトレンドマイクロのウィルスバスター。導入する際には次のことを考えたいですね

  • 国内の多数で利用されている
  • 日本語サポートが手厚い
  • 複数台端末への対応が可能
  • 動作が重くなるなどの評判あり
ウイルスバスター クラウドでセキュリティ対策!

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Norton(ノートン)

こちらは、世界的に有名なNortonです。

数十年間とセキュリティ業界で行っていて、世界的シェアも高いことで有名。日本でもかなり有名なので、聞いたことがある人も多いかも。

世界的に有名なノートンさん。その実力はどのくらいでしょうか?

第三者機関による評価

  • 保護☆6
  • パフォーマンス☆6
  • 使いやすさ☆6
  • 保護率 99.7%
  • 誤検知スコア 12
  • フィッシングサイト保護率 なし
  • 偽サイト保護率 31-40%

こちらもAV-test, AV-Comparativesいずれもトップクラスの成績をたたき出していますね。

フィッシングサイト保護率はなぜかなし。一方、偽サイト保護率はウィルスバスターと同程度と及第点ですね。

ユーザーの評判

評判まとめ

良い点

  • 各OSに対応しており、シンプルなUIに安心感や信頼性を感じる。
  • 使いやすく、直感的に操作しやすい。
  • 軽量で安定しており、WiFiスポットなどでも安全性が高まる「セキュアVPN」機能が便利。
  • 昔に比べて軽くなっており、設定で不要な機能をオフにすることでセキュリティと軽さのバランスが取れる。
  • サポートがまともで、押し間違いなどが起こりにくい。

悪い点

  • バリエーションの多さが分かりにくさを生む。
  • 更新購入でのメリットが少ない。
  • 別商品の通知が鬱陶しい。
  • 自動更新が失敗し、再起動を要求することでPCが無防備になることがある。
  • VPNが頻繁に接続できなくなることがある。
  • ブラウザの機能拡張がブラウジングの邪魔をすることがある。
  • サブスクリプション契約に対するメリットを感じにくい。
  • 使用者を驚かせるような警告メッセージが表示されることがある。
  • 有料アップグレードの通知がしつこい。
  • 一部の普段使っているEXEがウイルス扱いされることがある。

判断に重要な事

世界的に名高いノートンでは次のことを考えて導入を検討したいところです。

  • 世界的に有名なブランド力のあるセキュリティソフト
  • 複数台端末への対応が可能で機能が充実
  • メッセージが多いなどの評判あり
世界で一番売れているーノートン

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Kaspersky

こちらも、世界的に有名なカスペルスキーです。

ロシア発で高度なウイルス検出技術やサイバー攻撃に対する強力な防御力が特徴です。日本でも長らく多くのユーザーに愛用されており、高いセキュリティ基準を求める方々に支持されています。

カスペルスキーさん。その実力はどのくらいでしょうか?

第三者機関による評価

  • 保護☆6
  • パフォーマンス☆6
  • 使いやすさ☆6
  • 保護率 99.8%
  • 誤検知スコア 12
  • フィッシングサイト保護率 93%
  • 偽サイト保護率 11-20%
  • ペアレントコントロール認定

こちらもAV-test, AV-Comparativesいずれも高いスコアを出しています。

フィッシングサイト保護率はが高く、ペアレントコントロールというアダルト系のブロックで唯一認定をもらっていました。

ユーザーの評判

評判まとめ

良い点

  • PCの性能が向上しており、重さを感じることは少ない。
  • ウイルスの検知力に優れている。
  • 多彩なセキュリティ機能を提供。
  • 価格が比較的割安で、コスパが良い。
  • 複数のPCやスマホで使える。
  • インストール時に既存のセキュリティソフトを自動的に削除するなど、導入プロセスが親切。
  • 細やかな機能が充実しており、安心感を与える。

悪い点

  • メーカーは中立性を表明しているが、ロシア政府の影響が心配されることがある。
  • ブラウジング中に見慣れたサイトが表示されなくなったり、画像が読み込まれないことがある。
  • Amazonプライム・ビデオが見れないなど、VPNの利用に際して不満がある。
  • Microsoftアカウントへのログインが失敗することが多いという報告がある。
  • インストールプロセスが長く感じる場合がある。
  • ライセンスの更新費用が新規購入よりも高い。
  • 安全確認の機能が煩わしいと感じることがある。

判断に重要な事

カスペルスキーを選ぶ場合は以下の点に注視してください。

  • 高機能で検知力などに優れている
  • コスパがいい
  • ロシア発であることのリスクが懸念されている

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ESET

こちらは、スロバキア発のESETです。

ESETは軽量でリソースに優しい動作が特徴です。日本でも、その信頼性と軽快な動作が多くのユーザーに評価されています。

最近よく名前を聞くようになったESET。その実力はどうでしょうか?

第三者機関による評価

  • 保護☆6
  • パフォーマンス☆6
  • 使いやすさ☆6
  • 保護率 99.4%
  • 誤検知スコア 0
  • フィッシングサイト保護率 87%
  • 偽サイト保護率 6-10%

AV-test, AV-Comparativesのいずれもトップクラスの成績です。問題はありませんね。

フィッシングサイト保護率はが高いですが、偽サイト保護率は低水準です。

ユーザーの評判

評判まとめ

ESETの良い評判:

  • フルスキャンが軽く、動作時間が短い。
  • PCやスマホを合わせて複数台で使用しても動作が軽い。
  • 迷惑メールの選別能力が非常に高く、安心感がある。
  • 動作が軽く、不審なファイルやサイトへの対応が速い。
  • 設定をきめ細かくできるので、自分に合ったセキュリティ対策をカスタマイズできる。
  • Androidにも使えるライセンスがあり、複数のデバイスに対応可能。
  • 全体としてソフトウェアがよくまとまっており、価格設定も良心的。

ESETの悪い評判:

  • 導入方法が分かりにくかった。
  • 通知やポップアップが多く、若干マシンが重くなったと感じることがある。
  • ESETのアンチセフト機能で「最適化されていません」という警告が表示されることがある。
  • 価格が以前より高くなっている。
  • Android端末で一部の詐欺アプリが検出されないことがあった。
  • 設定画面が使いづらく、例外設定を入れるのに苦労することがある。
  • アクティベーションが面倒で、導入時に苦戦することがある。
  • 新規購入で期限が無駄になる場合があり、継続手続きの方が割高である点が不満。
  • セーフブラウジング機能がONの際、インターネット接続に問題が発生することがある。

判断に重要な事

ESETを選ぶ場合は以下の点を考慮したいですね。

  • 動作が比較的軽く
  • コスパもいい
  • 複数台端末に対応している
  • 設定がわかりづらい面があるとの評判がある
「検出力」と「快適動作」を追求したウイルス対策ソフト

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McAfee

こちらは、信頼のブランドのMcAfeeです。

アメリカ発のセキュリティソフトで、長い歴史から個人から企業まで幅広い層に支持されています。日本でも、総合的なセキュリティ対策を求めるユーザーに選ばれ続けています。

よく名前を聞くMcAfee。こちらの実力を見ていきましょう。

第三者機関による評価

McAfeeの第三者機関による評価は以下のとおりです。

  • 保護☆6
  • パフォーマンス☆6
  • 使いやすさ☆6
  • 保護率 99.8%
  • 誤検知スコア 4
  • フィッシングサイト保護率 92%
  • 偽サイト保護率 41-50%

AV-test, AV-Comparativesのいずれもトップクラスの成績です。問題はありませんね。

フィッシングサイト保護率、偽サイト保護率ともに高水準です。

ユーザーの評判

評判まとめ

良い評判:

  • 安定した使い心地があり、普段の利用で安心感がある。
  • 価格が低く、コストパフォーマンスが良い。
  • Win/Mac両用で使えるため、複数のデバイスに対応できる。
  • ノートパソコンとスマホ用にひとつで両方対応可能。
  • VPNも使える軽量なセキュリティソフト。
  • インストール数が無制限で、多くのデバイスに対応できる。
  • Macにも対応しており、汎用性が高い。

悪い評判:

  • メールがしつこいと感じるユーザーがいる。
  • 良くわからない機能のポップアップが頻繁に表示され、煩わしいと感じることがある。
  • 中国製のAndroid端末(例: HUAWEIなど)にはインストールできない。
  • セーフブラウジング機能がブラウザを重くし、インターネット閲覧ができなくなることがある。
  • セーフブラウジング機能が、まれに全インターネット接続を遮断し、SNSアプリやブラウザが使用不能になる場合がある。

判断に重要な事

McAfeeを選ぶ場合は以下の点に気を付けましょう。

  • 高機能で悪いサイトに対する検知力が高い
  • 複数デバイスに対応していて、無制限に入れる事ができる
  • メールやポップアップがしつこいとの評判がある

>>セキュリティ一覧へ

Avast

こちらは、セキュリティソフト業界で広く認知されているAvastです。

チェコ発のAvastは、シンプルで使いやすいインターフェースと強力なウイルス検出能力が特徴です。個人から中小企業まで幅広いユーザーに利用されています。

Avastも結構名前を聞くセキュリティソフトですね。

第三者機関による評価

  • 保護☆6
  • パフォーマンス☆6
  • 使いやすさ☆6
  • 保護率 100%
  • 誤検知スコア 5.5
  • フィッシングサイト保護率 91%
  • 偽サイト保護率 41-50%

AV-test, AV-Comparativesのいずれもトップクラスの成績です。問題はありませんね。

こちらもフィッシングサイト保護率、偽サイト保護率ともに高水準ですね。

ユーザーの評判

評判まとめ

良い評判:

  • 無料版があるためコストパフォーマンスが良い。
  • VPNの保護機能が強力で、オンラインの安全性が高い。
  • デバイスの動作に悪影響がなく、軽快に動作する。
  • コンソールが分かりやすく、視覚的に扱いやすい。
  • 設定が細かく、セキュリティ対策を自分でカスタマイズできる。
  • プロテクション画面やアカウント情報画面が視覚的で扱いやすい。
  • 使いやすくて値段以上のサービス。
  • コスパ最強で、リーズナブルな設定なら継続利用したい。

悪い評判:

  • 有償版の購入を勧められることが多い。
  • VPN利用時に速度が大幅に低下する
  • VPNの強力な保護機能が、ゲームの認証などで問題を引き起こすことがある。
  • 有償追加ソフトの案内が煩わしい。
  • オプションで追加機能を勧められることが多い。
  • 例外機能が不足しており、保護機能が逆に不便を感じさせることがある。

判断に重要な事

McAfeeを選ぶ場合は以下の点に気を付けましょう。

  • 高機能でサイトの検知力が高い。
  • 無料版があり、無料版でも高機能との評判
  • 有料やオプションでの追加機能を勧められるとの評判あり

>>セキュリティ一覧へ

最後にセキュリティソフトは完ぺきではありません。誤検知や検知できない場合もあります。100%ではないということを理解しつつ、ニューマンエラーを最小限にするために上手に使っていきたいですね。

まとめ

以上、セキュリティソフトについてみてきました。いかがだったでしょうか?

「有料のセキュリティソフトはいらないよ。Windows Defenderで十分」って話だったけど、検討してもいいかなって思ったよ。

そうですね。Windows Defenderがいかに優秀でも完ぺきではない。有料のセキュリティソフトが必要な人もいるということは覚えておきたいですね。

Windows Defenderは確かに優秀です。特にウィルスなどの対策を気にしなくともそれだけでも十分なほどの防御力をパソコンに与えてくれるようになりました。

しかし、次のような人は、有料のセキュリティソフトを検討してもいいかなというのが私の結論です。

有料のセキュリティソフトが必要な人
  • 技術に詳しくない人
  • オンラインバンキングやネットショッピングを頻繁に行う人
  • 重要なデータをPCに保管している人

これは自分自身を守るための自衛行為ですので、パソコンを使う自分やその家族がどの位置にいるのかをよく考えて選びたいですね。>>セキュリティ一覧へ

安全なパソコンライフのために、きちんと自分にあったセキュリティソフトを選びたいですね。

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